
当院では検査に内視鏡を使用することによって診断に役立っています。
内視鏡は先端にレンズがあり、外から見えない体の中(胃や腸の中)を観察し、病変を直接見ることが出来ます。たとえば、レントゲンでは写らない胃の中の毛玉を見つけることができ、炎症や出血をしている場所などを正しく診断する事が出来ます。
また、先端に器具をつけることによって、もっと詳しい検査や治療を行う事もできます。
たとえば、組織の一部を摘み取って、それを顕微鏡で詳しく観察することによって、消化管内のできものがただのポリープなのか、癌なのかを診断する事が出来ます。
また、良性のポリープだった場合、その場で根元から切除、治療することも出来ます。
病気による犬・猫「三大死因」のひとつであるがんは早く見つかればそれだけ治癒の可能性も生存率も高まります。内視鏡検査は病変の早期発見に有効な検査方法のひとつとして重要な役割を果たしています。

動物は時にびっくりするものを食べてしまう事があります。たとえば、りんごの芯・魚の骨が食道にひっかかったり、針やピアスを飲んでしまった時や焼き鳥を串ごと食べてしまった、おもちゃを丸呑みしてしまった、などというとき、手術でお腹を切らなくても内視鏡の先端に鉗子(はさんで持ち上げる事の出来る器具)を取り付けて引っ張り出すことが出来るのです。
当院では非常に多く使われています。
注:内視鏡は全身麻酔が必要となります。