都立大学 / 学芸大学の目黒モナーク動物病院
ノミ・マダニ予防

ノミ・マダニから大切な家族を守りましょう。

ノミ・マダニから大切な家族を守りましょう。

激しいかゆみで肉体的、精神的なストレスを与えるノミ・マダニの被害。しかし、痒みだけでなく、重大な問題も引き起こし人に対しても害を及ぼすことがあります。

ズーノシス(人畜共通感染症)

動物も人も共に感染する危険性のある病気のことです。野生動物からペットや飼い主へ、ペットから飼い主へ行き来する可能性のある病気で、ウイルスや細菌、原虫など病原体はさまざまです。ペットの為だけではなく、私たち人間のためにもノミ・マダニへの予防対策が必要です。当院では予防啓発に取り組んでおりますのでご相談ください。

  1. リケッチア感染症
  2. エールリヒア感染症
  3. ライム病
  4. バベシア感染症
  5. ダニ媒介性脳炎

などが人畜共通感染症です。

ノミ・マダニの被害や症状

ノミの被害

ノミアレルギー皮膚炎
吸血によりアレルギー反応が起こり、激しい皮膚炎を示します。
一度アレルギーになってしまうと、わずかなノミの寄生でも皮膚炎を起こします。
サナダ虫(爪実条虫)
小腸に寄生する寄生虫です。下痢、嘔吐の原因になります。 グルーミングで感染します。
貧血
仔犬、仔猫の場合、大量寄生によって貧血を起こす場合もあります。
猫引っかき病
バルトネラ菌によって起こる病気です。猫についたノミが菌を媒介し、感染した猫に人が引っかかれると、リンパ節が腫れたり、発熱、頭痛などの症状を表します。

マダニの被害

犬パペシア症
猫ヘモバルトネラ症
マダニやノミが媒介する感染症で、動物の赤血球に寄生し、赤血球を破壊し、貧血、発熱、死に至ることもある恐ろしい病気です。
ライム病
マダニから動物、人に感染します。神経症状、発熱などの症状がみられます。
炎症性肉芽腫
マダニの咬傷から起こる病気です。
貧血
ノミ同様、大量寄生により仔犬のみならず成犬でも貧血を起こします。

目に見えているノミは氷山の一角。成虫ノミが5匹付いていたら、周囲の環境には95匹の未成熟ノミが潜んでいます。また、マダニを発見したら決して無理にとってはいけません。
咬傷が化膿したり、炎症を起こしたり、病原体をうつしたりします。
もし、ノミ・マダニを見つけたら、すぐに動物病院でご相談下さい。

ノミ・マダニの予防対策

月1回の駆除でノミ対策を

ノミは、梅雨の前後から活発に発生・繁殖し始めますが、住宅環境の快適化によって、ほぼ年間を通じて生息するようになっています。ノミは温度18~27℃、湿度75~85%が好ましい環境条件といわれ、そうした環境下では季節を問わず繁殖力を見せます。ペットに1匹でもノミ成虫の寄生が見つかった場合は、部屋中にすでに大量のノミの卵、幼虫、サナギがいる可能性があります。このような場合、ノミを媒介して瓜実条虫に感染するリスクも高まりますので月1回の駆除薬の投与が効果的です。

月1回の駆除でマダニ対策を

マダニは、春から夏にかけて成ダニの活動が活発になり、秋から冬は卵からふ化したダニが増えます。そのため年間を通じた予防対策が必要です。お散歩でいく公園や草むらなどにひそんでいるため、なるべく、近づかず、自然の多いところに出かける場合は駆除薬を予防をしてからお出かけください。

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