重症熱性血小板減少症候群、長い名前です。
この英語の頭文字をとった言葉です。
SFTS ウイルスをもったマダニによる感染症です。
『間違わないでください💦』
絨毯、衣類、寝具、または食器などにいるダニとは違います。←よく質問されます
同じダニでも、マダニはイエダニとは違います。(違いの画像は検索してみてください)
SFTS はヒトが感染すると初期症状は発熱や消化器症状、倦怠感、下痢、嘔吐など。
重症化すると命にかかわることもあります。
報告では致命率ヒト27%、ネコ60%、イヌ40%以上とされています。
イヌ、ネコの症状もヒトもほぼ、他の病気でも起こりうる症状と区別がつきません。
体にマダニがついていた可能性やついたことがある場合に上記のような症状が起こった際は獣医師に報告してください。SFTSはヒトも動物も早期発見・早期治療が重要です。
イヌ、ネコには予防薬があります。
定期的な予防でしっかり予防しましょう!
万が一、マダニに刺されて付着したら無理にとろうとせずに動物病院へ。
無理に引き抜くことによって、マダニの突起物が体内に残ってしまい、それが原因でより感染の危険が高まり、重篤な症状を引き起こすことがあります。
これから夏レジャーシーズンです。
アウトドアで山や海、川の草むらや野生動物がいる地域などにもマダニは生息しています。予防をしてからお出かけください。